設計のお仕事「ウッドショック」の影響

こんにちは(^^♪

岐阜の注文住宅 ユーハウス 設計の奥田です。

近頃とっても気になることがあるのです。

皆さんもこの頃よく耳にする「ウッドショック」という言葉。

 

今年の4月ごろから日本に集成材の原料の不足が目立ち始め、5月以降

価格の急上昇が始まりました。

他社では木材不足による工事の遅延などが起こり始めました。

原因はなんでしょうか?

 

1つめは アメリカの木材市場の高騰 

 コロナ渦で自宅待機の結果住宅の投資が増えたこと

 

2つめは ヨーロッパ諸国の木材需要拡大

 CLTなどの木材による建築需要の増大

 ※CLTとはCross Laminated Tiber クロス・ラミネイティド・ティンバー

 の略称で木材を縦と横に交互に重ねた分厚いパネルのこと。

 「新国立競技場」にも採用されています。

 

3つめは 中国の景気回復 

 

日本がコロナ渦で鎖国状態になっている間

世界は景気回復に向かっていたのですね。

 

では今のユーハウスは上棟できるの?大丈夫なの?

とご心配される方もいるでしょう。

ユーハウスでいつもお付き合いのあるプレカット業者様に

ご協力をいただき どの材料であれば影響なく上棟できるのか

確認を行ってスケジュールを組んでいます。

弊社が指定するシリーズ別の材種・樹種の在庫がどうしても

ない場合は代用樹種で補っています。

 

ユーハウスの注文住宅では1棟1棟、許容応力度計算にて

構造の安全確認を行っていますので躯体の一部の樹種が

少しでも変更したら計算をやり直しています。

ウッドショックの影響はしばらく続きそうですね。

計算のやり直しは大変なのですが出来るだけ早く

お客様の上棟日が迎えられますよう 日々見えないところで

設計スタッフは努力しています。

 

 

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ショールーム Rakurashie