某メーカー工場見学
こんにちは。ユーハウスの伊藤です!
本日は前回の続き収納の方法について書く予定でしたが、
研修で感じたことを忘れる前に書きたいと思います。
先日、静岡にある某メーカーの工場見学に行きました。
敷地は広く、建物も見るからに工場。
研修が始まる前は機械化されているのだろうなと思っていました。
しかし、事前の会社説明を聞くうちに、
「あれっ!もしかして想像していたことと違うのでは・・」
期待値が膨らむ中、工場見学がスタート。
残念ながら、工場内の写真撮影が不可の為お見せ出来ませんが
説明をしていきます。
見学したのはキッチンの人造大理石の天板とシンクの制作過程と
キッチンの扉の塗装工程を見学しました。
人造大理石の天板の工程
原料(樹脂、酸化アルミニウム、フリット)を混ぜ合わせる
→液体の原材料の気泡を抜く
→型に流し込みます。(※鋳物を作る時の鋳込み作業に似ていました)
→型から外す
→炉に入れて熱を加える
キッチンシンクの工程
固形の原料
→プレス機にセットする(※陶芸作品を作る時に似た技法があります)
→(たしか)1000t~1500tでプレスする
※工場内は音がうるさいのでインカムを付けて
説明を聞きましたがところどころ聞き取れていませんでした…
→型から外す
→研磨作業
キッチン扉
扉の小口の面取り
→面材の研磨
→塗装(コンプレッサー)
→研磨
→塗装を7回ほど繰り返す(※漆塗りに似ているなと感じました)
※シリーズにより制作工程は異なるようです。
工場見学で見た部分は全て手作業だったのです。
見ていて感じたのは、工芸品を作る工程と一緒だと感じました。
鋳物・陶芸・漆塗りの世界が詰まっていると‼
在庫は持たず、邸別制作されている、
工程ごとに邸別に担当されるなどこだわりを感じました。
このまさかの感動をお伝えしたく今回は予定を変更しました。
では次回は、今回予定していた収納の方法について書こうと思います。