シロアリ対策

こんにちは。ユーハウス設計の山田です。

 

今回は、シロアリ対策についてお話します。

 

シロアリ対策は、換気や断熱と並ぶお家づくりで最も重要な要素のひとつです。


シロアリの特徴
シロアリは、木材を主食とする昆虫であり、水や段ボールなどの繊維素材が好物で、
光や風を苦手とする生き物です。
主に地中や水分を含んだ木材、湿った場所に生息しています。
暗くて湿気があり、暖かい場所を好むので
これらの条件がそろっている床下などに住みつき、建物に被害を及ぼします。
主な侵入経路は、基礎の打ち継ぎ部や劣化によるひび、配管廻りがあげられます。
「蟻道」と呼ばれるシロアリが通る道をつくりながら侵入してきたりもします。

 

シロアリの被害を受けてしまうと、住宅の耐久性が低下してしまい
安心安全な「耐震等級3」という住宅を建てたとしても意味がなくなってしまいます。
実際に地震の被害を受けてしまう住宅のほとんどはシロアリ被害を受けているため
シロアリ対策はとても大切になってきます。

 

シロアリ対策
建築基準法では、木造建築の地面から1メートル以内の部分(柱、筋交い・土台など)に
必要に応じて防蟻措置をおこなうことが義務付けられています。

 

 


一般的に、新築時には基礎コンクリート打設前に土壌に散布する「土壌処理」と
建物の土台、柱に薬剤を散布する「木部処理」を行っています。
しかし、防蟻薬剤の持続効果は永久ではないので
定期点検やメンテナンスも必要になってきたりします。

 

個人で行えるシロアリ対策
日ごろから行えるシロアリへの対策には
・基礎に蟻道がないかチェックをする
・基礎の周りに木材や段ボールを置かない
・室外機は建物から10㎝以上離す
・ウッドデッキがある場合はデッキ下にあまり収納しない
等があります。
基礎周りには、日光や通気を確保することが大切です。

 

今回は、シロアリ対策についてお話でした。
住宅で快適に長く暮らすためには、シロアリ対策は欠かせないものなので
お家づくりの際には、断熱や気密と同時にシロアリ対策について考えることも大切です!

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ショールーム Rakurashie