
こんにちは!
ユーハウスプランナーの直井です☺
直井家の模様替えシリーズが終わったので、
今回は私が最近読んだ本から、外構計画のポイントについて
お伝えしようと思います。
今回私が読んだ本は、
荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ
です。
住宅を計画するうえで、間取りだけでなく家の外観や
敷地の使い方ももちろん大切になります。
家の外観は外構によって受ける印象がかなり変わりますが、
外構の打ち合わせをするのは、間取りが決まったあとに
予算も敷地の使い方も限られた状態で計画することが
多いです。
そこで、皆さんには「もっと外構に余裕があれば、、、」
と後悔してほしくないので、外構計画のポイント3つを
お伝えしようと思います。
早速1つ目。
「植栽の使い分け」です。
外構で木を植える際、どこにどんな木を植えればいいか
難しいですよね、、、
外構業者さんにお任せしたり、住宅会社にお任せする方も
多いかもしれませんが、自分で「この木を植えたい」と選ぶことで
愛着がわいて大切に育てられるかもしれませんね。
木は高さによって分けると4種類あります。
1.高木(3m以上)
2.中木(1.5m~3m)
3.低木(1.5m以下)
4.花・下草
どのように使い分けるかというと、
1.高木(アオダモ・モミジ 等)
・家のシンボルツリーとして植える
・家の南側に配置して強い日差しを遮る
2.中木(オリーブ・ツリバナ 等)
・人の背丈ほどの木で隣地からの視界を遮る
・シンボルツリーに添えて植え、木の広がりを感じさせる
3.低木(ナツハゼ・ブルーベリー 等)
・人の顔近くの高さのため、実や花が咲くものを選び、五感で楽しむ
・高木、中木を支える植栽帯として用いる
4.花・下草(ベニシダ 等)
・庭と家の足元を彩る
このように、木の高さによってそれぞれ役割があります。
適材適所で木を選ぶことで、ただ外観を彩るだけでなく
生活が豊かになる工夫をすることができます。
間取りの打ち合わせをする際、
“ここにどうしても窓が欲しいけど、隣からの目線が気になる”
“大きな窓が欲しいけど、夏の日差しが気になる”
というときに、植栽で対処するというのも良いアイデアですね。
家単体で考えるのではなく、お庭の計画も同時に考えることが
ポイントですね!
あと2つのポイントは、また今度お伝えします。
お楽しみに♪