断熱材の種類

こんにちは!


ユーハウス設計の服部です🍙

 

断熱材の種類についてお話ししていきます。

 

断熱材の種類は大きく4つに分かれます。


①繊維系(無機繊維系)

②繊維系(木質繊維系)

③発泡プラスチック系

④自然系

 

① 繊維系(無機繊維系)

 

 

 

溶融したガラスや鉱物など微細繊維に加工し、綿状に積送した断熱材です。

 

例えば、ロックウールやグラスウールです。

 

写真の通り、フェルト状やボード状のもので、結露水により断熱性能が大幅に低下しやすく、

 

外壁に使用する際は湿気対策が必要になります。

 

グラスウールは安価で防音効果有り、断熱材・防音材として広く普及しています。

 

 

②繊維系(木質繊維系)

 

 

木やパイプなどの繊維を積層した断熱材です。

 

例えば、セルロースファイバーやインスレーションマットです。

 

セルロースファイバーは調湿性、吸音性、難熱性があり、

 

インスレーションマットは蓄熱性が高いです。

 

 

③発泡プラスチック系

 

 

 

 

 

プラスチックを二酸化炭素などのガスで発泡させ、無数の空気層を形成した断熱材です。

 

例えば、ビーズ法ポリスチレンフォームや押出法ポリスリレンフォーム、

 

フェノールフォーム、現場発泡硬質ウレタンフォームが挙げられます。

 

耐熱性は低く紫外線にも弱いが、吸水性が低く湿気に強いという特徴があります。

 

 

④自然系

 

 

 

 

 

人工的につくられた繊維や気泡ではなく、天然の繊維や気泡などを積層した断熱材です。

 

例えば、羊毛断熱や炭化コルクがあります。

 

羊毛断熱は燃えにくく、炭化コルクは防ダニ効果があるという特徴があります。

 

このように断熱材には様々な種類があります。

 

 

その中でもユーハウスが標準で採用している断熱材が現場発泡硬質ウレタンフォームです。

 

現場で約100倍にまで発泡し、隙間ができやすいと言われる

 

コンセントボックスや筋交いなども隙間なく断熱材が充填されます。

 

 

断熱材の種類により施工も変わってくるため、次回は断熱材の形状と施工方法についてお話します。

 

ショールームで私たちとお話しませんか?

ショールーム Rakurashie