丁張り

こんにちは、宮崎です。
最近は特に寒い日が続きますね。
この冬一番の寒さで日本海側では大雪になっていたようです。


先日、地盤改良を紹介した家の基礎工事が進んでいます。
基礎工事はまず丁張りからはじまります。
皆さん、丁張りってなんのことだかわかりますか?
聞きなれない言葉だと思いますが、
丁張りとはこれから作っていく建物の正確な位置と
基準となる高さを出していく作業です。
ここで建物の位置が決まる、とても重要な作業になります。
完成するとこんな感じになります。



木杭と貫を使って位置を出し
基礎の中心となる部分に糸を張っていくのですが、
なんと!この方法は江戸時代からかわっていないんだとか・・・
この話を聞いたとき、ずっとかわらない方法で
建物の位置出しが行われていることにびっくりしました。
昔は長い透明なホースに水をいれたものを使って水平をみたり、
辺長が3m・4m・5mの三角形を作って直角を出していたんだそうです。
今はレベルやトランシットといった機器が開発され、
より早く厳密に、高さや建物角の直角を出すことができるようになりましたが、
昔は全て人の手で行われていたのだと思うと
とても大変な作業だったんだろうと思います。

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