地盤改良

大変ご無沙汰しておりました、宮崎です。
まだ補助ですが
現場を担当させてもらうことになったので
工事の流れに合せて着工から家ができるまでを
紹介していきたいと思います。


今回は地盤改良について紹介します。


家を建てる前にまず家の重さを支えられるだけの地盤であるかを調査します。
ここでしっかりとした地盤ではないと判明すると
地盤改良をしなければなりません。
改良がいるかどうかは実際に調査をしてみないとわからないので
いつもドキドキです。
この現場では硬い地盤のある層までコンクリートの柱をつくり
これによって家を支える柱状改良を行いました。




まずはコンクリートの柱を作るための材料作りから始めます。
数字の書いてある袋にセメントが入っているのですが
これをトラックの荷台に載っている仮設プラントの中で水と混ぜ合わせれば
あっという間に材料の完成です。
ちょうど今、一袋目が投入されたところです。


次は硬い層までの穴を掘り、
そこにさっき作った材料(セメントミルクと言います)を流しこんでいきます。
これが大変な作業で、こんなに大きな機械を使って行います。




先端にはこれも大きなドリルがついていて、ガリゴリと掘っていきます。




それで完成したのがこちら！



丸くみえている部分がコンクリートの柱の頭になります。
この上に基礎がのり、家が建っていきます。


すぐに隠れてしまう部分ですが、
みえないところでしっかりと家を支えてくれています。
まさに縁の下の力持ちです。