設計のお仕事 施工図作成 洗面カウンター③

こんにちは 岐阜の注文住宅

ユーハウス 設計の奥田です。

シリーズ3回目 設計のお仕事

「施工図の作成」をご紹介しましょう。

前回はオリジナル洗面カウンターの【天板開口図】を描きました。

今回は【給排水設備図】です。

設備屋さんが床又は壁から給水、給湯、排水管を出す位置を示す図面です。

本件は床排水なので専用のSトラップを使います。

床からの立ち上げ位置は平面図で示したシンクの排水口芯から約150㎜離れです。

Sトラップの承認図から確認

排水口からの最大離れ距離は前でも後ろでも横でも同じ150㎜です。

次に給水、給湯管の立ち上げ位置を描きます。

水栓の真下に湯水管があるとシャワー付き水栓の下がったホースが邪魔になります

右に水、左にお湯を設け、左右に150~200くらいに振り分けると良いでしょう。

給湯水管が排水管に近いと施工も出来ないので水栓芯より若干後ろに寄せます。

 

水栓から延びる接続管はフレキタイプなので多少のズレは大丈夫です。

後は現場で配管の立ち上げ高さと止水栓の位置を調整して下さい。

水栓下端から直線距離で345㎜下がりが接続部分なので

そこに繋がるまで立ちあげてもらいましょう。

あとは展開図と部材品番も描き加えたら

立派なオリジナル家具(設備)図になります。

 

3回シリーズでご紹介しましたがいかがでしたか?

設計のお仕事 施工図作成 洗面カウンター①

設計のお仕事 施工図作成 洗面カウンター②

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ショールーム Rakurashie